下位対決を落としたモンツァ…。元インテルDFに暴力行為はあったのか
5日に行われたセリエA第19節のモンツァ対カリアリは、2−1でアウェーのカリアリが勝利を収めた。この試合で退場したダニーロ・ダンブロージオは、判定に不満が爆発している。『TMW』などが伝えた。
下位に低迷する2チームの直接対決にダンブロージオは先発で出場したが、63分に問題が発生。転倒したあと立ち上がろうとした際に相手を踏みつけたとして、一発レッドカードとなってしまった。
ダンブロージオは第4審判に対して、「じゃあ、どうやって立ち上がれって言うんだ? どうなってんだ!」と怒りを爆発させたという。
元審判のジャンパオロ・カルヴァレーゼは、「レッドカードは最も重い処罰であり、全ての条件を満たしたときのみ出されるべきだ」と前置き。その上で、「ダンブロージオは立ち上がろうとしただけであり、VARの映像では接触が強調され、スロー再生では実際より深刻に見える。ただし、暴力行為はなく、このケースでのVAR介入は不要だったと考える」と見解を示した。