アタランタを下してスーペルコッパ決勝へ
インテルは2日、スーペルコッパ・イタリアーナ準決勝でアタランタと対戦し、2−0で勝利を収めた。シモーネ・インザーギ監督が試合後の会見と『スポルトメディアセット』で残したコメントを『FcInterNews』が伝えている。
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なぜ多くのチームが苦しむアタランタに対して優位に立てるのか
「今夜は素晴らしい姿勢で臨んだ。やるべきことを徹底し、走力、積極性、集中力を最大限に発揮した。選手たちには感謝しているが、月曜日の試合がさらに重要だ。スーペルコッパを制するのは簡単ではない」
デ・フライが連戦でこれほどのパフォーマンスを発揮すると思っていた?
「もちろん。彼は素晴らしい選手で、アチェルビのようなチームメートもいるが、彼がいない中でデ・フライに多くを頼らざるを得なかった。今夜は休ませたかったが、バストーニの疲労もあり、交代を選んだ」
決勝では新しい監督の相手と、これまでイタリア勢に無敗の監督、どちらが良いか?
「これまで多くの決勝を経験した。新監督とも長期政権の監督とも戦ってきた。どちらが来ても、その時の状況に応じてベストを尽くすだけだ」
マルクス・テュラムとラウタロ・マルティネスのパフォーマンスについて
「ラウタロは称賛に値するプレーを見せた。ゴールは決められなかったが、カルネセッキの素晴らしいセーブがあったというだけだ。テュラムは内転筋の違和感を訴えたため、リスクを避けるために早めに交代した。決勝に出られるか? 様子をみないとね」
ラウタロはゴールを決められなかったが、素晴らしい試合をした。
「全くその通りだと思う。ラウタロだけでなく、アルナウトビッチ、タレミ、コレアも素晴らしい仕事をしてくれる。ゴールだけでなく、それ以上に勝利のために重要な存在だ。こういった選手たちがいるのは幸運だね」
決勝に向けての新しいプランは?
「選手の状態を見て判断する。去年は準決勝でバストーニが負傷し、アチェルビを左に移し、デ・フライを投入する形を取った。今回は選手層が厚いので冷静に準備を進めるよ」
このインテルに弱点はあるのか?試合を早く決めるべきだったとは思うが、弱点が見えない。
「言う通りだと思う。試合をもっと早く決めるべきだった。でも、今のところ選手たちに文句をつけるつもりはない。今夜の試合は夕食後に改めて見直すつもりだ。ただ、価値ある相手に対して素晴らしい試合ができたと思う。これだけの移動が続く中で簡単ではなかったが、選手たちは全力を出してくれた。2~3日に1試合をこなすスケジュールで、これだけのパフォーマンスを出すのは想像以上だ」
インテルのDFが決めたゴールは今季14得点。ヨーロッパで同じ数字のチームはない。この結果は偶然ではないのか?
「偶然ではないと思う。これは我々のプレースタイルによるものだ。この守備陣がこういった場面で結果を出せる能力を持っている。ドゥンフリースも例外ではない。2ゴールは特別かもしれないが、彼はインテルやオランダでも常にゴールを決めてきた選手だ。彼を含めて全員が素晴らしい働きをしている。アタランタ戦でこれをやるには、そうでなければならない」