現時点で可能性は低い模様
インテルは1月に守備補強を目指すのだろうか。『FcInterNews』が22日、現時点での候補を伝えた。
インテルはステファン・デ・フライとバンジャマン・パヴァールが負傷離脱中で、さらにマッテオ・ダルミアンとフランチェスコ・アチェルビも23日のコモ戦を欠場することが濃厚になった。
そのため、インテルはローテーションを敷くことができず、1月のメルカートに注目が集まっている。
最も注目される候補が、ウディネーゼのジャカ・ビヨルとされている。以前からインテルが興味を持っていることが報じられてきたセンターバックだ。ただ、こちらは現時点で動きがない様子。ウディネーゼとも選手側とも一度も具体的な接触はないと記事は伝えた。シモーネ・インザーギ監督の評価は高いものの、移籍金が高額で、実現の可能性は低いという。
また、最近話題になったラシンのマルコ・ディ・チェーザレも注目の一人だが、こちらはさらに可能性が低い模様。現時点での契約解除金が1300万ユーロで、来年6月に1500万ユーロに引き上げられることから、早期獲得が噂になっているが、同メディアは補強リストに含まれていないとした。
シモーネ・インザーギ監督は22日の会見で、補強について問われると、「パヴァールとアチェルビの復帰に期待している」と返答していた。これらの選手が重傷ではない点も、補強が急務ではない理由と考えられる。
いずれにしても、1月の補強はクラブ財政や負傷者の回復状況次第となりそうだ。現時点では動きがないものの、メルカート終盤で状況が変化する可能性も否定できない。