フリーなのに高すぎた…?
インテルは、リールのカナダ代表FWジョナサン・デイヴィッドの獲得からほぼ断念したようだ。『FcInterNews』が18日に伝えている。
リールとの契約が今季で満了するジョナサン・デイヴィッドは、複数のビッグクラブのターゲットになっている。近年、フリーとなる選手の獲得でチーム力を高めてきたインテルも獲得に乗り出していたが、もう結論を出したのかもしれない。
これには、インテルとジョナサン・デイヴィッド、双方にとって交渉が停滞した理由がある。
一見「お得」に思えるフリートランスファーだが、契約金や年俸、代理人へのコミッション料を含めると、総額は8000万ユーロにも達するという。この巨額なコストに、インテルは「割に合わない」と判断したようだ。
ジョナサン・デイヴィッド側は、出場機会の優先を重視しており、レギュラーとしてプレーできるクラブを求めているという。
インテルはラウタロ・マルティネスとマルクス・テュラムの2トップを軸に考えているため、ジョナサン・デイヴィッドはすでに別のクラブと交渉しているそうだ。
マルクス・テュラムの放出があれば、状況が一変する可能性は残されている。しかし、現時点での交渉再開は難しそうだ。