ラツィオに大勝し、さらに評価が上がるネラッズーリ
インテルは16日のセリエA第16節でラツィオに6−0で大勝した。アッリーゴ・サッキが『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューでインテルを絶賛し、スクデットの最有力候補だと語った。
「立ち上がりの30分はラツィオがよくやっていたが、その後はインテルの独壇場だった。自分たちの強みを全て発揮していた。技術的にも戦術的にもフィジカル的にも圧倒的で、先制したあとは圧倒的だったね」
「シモーネ・インザーギのチームは戦艦のようだ。全ての選手が自分たちのすべきことを分かっており、どう動くかが分かっている。その上で、チームを助けるために犠牲を払うという精神がある」
「私は以前から言っているが、インテルはイタリアでもヨーロッパでも争う準備が整ったチームだ。守備が強固で、気持ち、クリエイティビティ、戦術がそろった中盤があり、さらにラウタロ・マルティネスとテュラムという強力な2トップがいる」
スクデットレースの本命
サッキは優勝候補を3つに絞った上で、その中でもインテルにアドバンテージがあるとした。
「インテルはアタランタ、ナポリと並んでスクデットの有力候補だが、この2つのクラブにはないものがある。それは経験だ。大一番に慣れていて、プレッシャーのかかる場面に対処できる。それが違いを生む可能性がある。それに加えて、まだハングリー精神がある。オリンピコでラツィオ相手に6得点決めたチームだ。豪華絢爛といっても過言ではない。これからも素晴らしいことを成し遂げる可能性は十分にあるだろう」