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トリノ、アルナウトビッチ獲得を断念か

インテルのベテランFWは諦めた?

トリノはインテルのマルコ・アルナウトビッチの獲得に興味を示しているが、交渉が進まない可能性が高いようだ。『トゥットスポルト』が17日に伝えた。

同紙はこれまでにもトリノのアルナウトビッチ獲得の関心を報じてきたが、どうやら雲行きが怪しいようだ。

1月に前線の補強を目指すトリノは、ベトやジョバンニ・シメオネといった候補の獲得が難航しており、アルナウトビッチに目をつけたとされている。

アルナウトビッチはインテルで出場機会が少ないものの、ロッカールームで重要な役割を担っていると認識されており、インテルにとって不要な選手ではないという。

最大の問題は年俸で、トリノが提示できるのは1年半で270万ユーロが限度だ。インテルでの年俸は180万ユーロで、ほぼ半分になるため、インテルが移籍金を求めなかったとしても大きな障壁になる。

トリノは非公式のコンタクトでアルナウトビッチ側の条件を確認し、ダヴィデ・ヴァニャーティSDは候補から除外したという。

アルナウトビッチは仮に今後インテルを離れることになった場合、サウジアラビアなどでもっと大金を稼ぐチャンスもあると言われている。インテルに加入した時点である程度出場機会が減ることは分かりきっていただけに、レギュラーとしてプレーするために条件を下げてトリノに行くというのは考えにくいかもしれない。

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