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6−0大勝は「選手の狂気的な努力のおかげ」と誇るインザーギ。守備の安定にも手応え

【写真】Marco Iacobucci Epp / Shutterstock.com

指揮官の古巣を圧倒したインテル

インテルは16日に行われたセリエA第16節でラツィオと対戦し、敵地オリンピコで6−0と圧勝した。シモーネ・インザーギ監督が試合後に『DAZNイタリア』で残したコメントを『FcInterNews』が伝えた。

【インテル採点】6−0大勝! ほぼ全員高評価、最高点は監督!?

ラツィオ相手に6得点。ライバルに恐怖を与えたようなインテルだった

「そうだね。特に勢いのあるチームを倒せたことが大きい。最初の20分は、距離感を保ちながら乱れずにいけた。その後、3点目を決めた後はすべてが簡単になったよ。それも、3年半もずっと大きな努力を続けてくれている選手たちのおかげだ。彼らの監督であることを誇りに思う。でも、まだ何も成し遂げていない。勢いのある相手に大きな勝利を収めたというだけだ」

この勝利でどんなメッセージを送ったとのか? 一番強いのはインテルだと言えるのか?

「それを決めるのはピッチの上だ。我々はレバークーゼンから戻った後、しっかりと試合を準備して、良い試合をした。選手たちはこの試合をよく準備してくれたし、ラツィオの強みも理解していた。その上で、しっかりと戦い方を実行してくれた。まだ未消化試合が1つ残っているし、カンピオナートが終わった後にはスーペルコッパがある。その間にまた別の試合も入ってくるから、すべてが難しくなる。でも、今回のようなパフォーマンスを見せられるよう努力するよ。これまで一貫したプレーができているけど、順位表を見れば分かるように、ラツィオのように良い調子を維持しているチームは他にもたくさんある」

ユヴェントス戦の4-4以降、スクデットの原動力だった守備の堅さを取り戻したのでは?

「その通りだ。特にパルマ戦の失点にはイライラしていた。あのゴールは受け入れられなかったからね。でも、選手たちは称賛に値するよ。ここ1カ月半、常に試合をこなしながら、アチェルビやパヴァールのケガで守備のローテーションが難しい中でも戦ってきた。イエローカードをもらっていた選手が2人いたから、ダルミアンを3バックの一角に入れざるを得なかった。彼は今季、ウイングバックの中でも最高の働きをしてきた選手だけど、それでも変わらず賢いプレーを見せてくれた」

いくつかの采配が光ったけど、自分の手柄だと思う部分は?

「一番誇りに思うのは、選手たちが見せてくれる『狂気的な努力』だよ。私は常にそれを求めているし、選手たちもこの激しいスケジュールの中で、トレーニングでも全力を尽くしてくれる。彼らは素晴らしいグループだ。全員が試合に出る資格があるから、できる限りローテーションをしようとしている。それでも、最終的には選ばなければならない。選手たちも私と同じで、あのダービーの敗戦の後、多くの人が我々がまたつまずくのを待っていたのを分かっている。それがレバークーゼン戦後にいろいろと言われた理由だろう。でも、幸いなことに、選手たちも私も、そういう話は気にせず、ひたすら仕事に集中したんだ」

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