契約は2026年6月までだが…
インテルが、フランチェスコ・アチェルビの去就について検討している可能性があると、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が14日に伝えた。
現在負傷離脱中のアチェルビは、2022年夏にラツィオから加入し、前評判を覆す圧倒的なパフォーマンスで信頼をつかんだ。近年のインテルを支えた一人と言っても過言でない。
ただ、プレシーズンは恥骨炎のため、万全の準備ができなかった。今季は負傷を繰り返し、36歳という年齢を感じさせている。そこで、インテルは予定よりも早くアチェルビとの別れを選ぶかもしれない。
早期契約解除の可能性
アチェルビはインテルでの活躍により、契約の自動延長条項発動で現在の契約が2026年まで残っている。そのため、本来であれば、しばらくインテルに留まるはずだ。
しかし、『ガゼッタ』によると、インテルは契約更新時に、クラブ側が一方的に契約を1年短縮できる特別な条項を設定していた。インテルの意思で一方的に契約を1年早く打ち切ることができるというもので、これを行使する可能性があるという。
今年夏に加入したトマス・パラシオスがまだ十分に適応していないインテルは、現在3バックのセンターがアチェルビとステファン・デ・フライのみであり、すぐにアチェルビを手放すことはできないものの、最近の稼働率の低さは気になるところ。デ・フライが最近のパフォーマンスを維持するのであれば、アチェルビが先にインテルを去ることになるかもしれない。