2人の得点数の変化はインザーギの戦術の影響?
インテルは順調に勝ち点を重ねているが、ラウタロ・マルティネスの得点が少ないことが懸念されている。『スカイ』の番組でファビオ・カレッサ記者が自身の見解を述べた。
昨季のセリエAで24得点を挙げたラウタロ・マルティネスは、今季ここまで12試合出場で5得点を記録している。最後に得点を決めたのは11月3日のヴェネツィア戦で、シモーネ・インザーギ監督はセリエA前節パルマ戦でエースに得点を取り戻してもらうために最後で交代させなかったと話していた。
一方、マルクス・テュラムは今季カンピオナートですでに10得点を挙げており、昨季の13ゴールまで残りわずかだ。
カレッサ記者は、「ThuLa」の関係性の変化が得点数にも影響していると指摘し、次のように語った。
「ラウタロとテュラムの関係は、昨季のものとは違うように見える。昨季はラウタロが中央で、その周囲をテュラムが動き回るという感じだったが、今季はインザーギが2人に違う役割を与えている。いまのところ、より攻撃的な役割を果たしているのがテュラムだ」
そうだとしても、エースにゴールがないことはインテリスタたちにとって心配のタネであり、継続的なゴールこそがFWに活力を与えるもの。インテルはテュラムとともにゴールを量産することを願っているはずだ。