不振続くヴェネツィア、勝利まであと一歩届かず
8日に行われたセリエA第15節のヴェネツィア対コモは、2-2の引き分けに終わった。ガエターノ・オリスターニオの得点が注目を集めている。
大雨の中で行われたこの一戦は、ヴェネツィアが1点ビハインドで迎えた69分、右CKのチャンスを得る。すると、インテル育ちのオリスターニオが放った左足のキックは、そのままゴールに吸い込まれた。
その後、ハンス・ニコルッシ=カヴィーリアの見事なミドルシュートが不運にも取り消され、試合は2−2で終了。両チームは勝ち点1を分け合った。
ヴェネツィアは4連敗中で、5連敗は免れたものの、求めていた結果にはあと一歩届かなかった。
イタリアメディアも賛辞
CKからの直接ゴールは「オリンピックゴール」と称される。これを得意としたのが元インテルのアルバロ・レコバで、オリスターニオの今回のゴールは「まるでレコバ」と称賛されている。9日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はニコルッシ=カヴィーリアに続くチーム2位となる6.5の採点を付けた。『TMW』は悪天候の中でオリンピックゴールを絶賛し、ニコルッシ=カヴィーリアと並んで最高点の7と好評価だった。
オリスターニオ「狙っていた」
オリンピックゴールは性質上、狙っていたかどうかが議論になることが多い。オリスターニオは試合後に『DAZNイタリア』と『スカイ』のインタビューで「ゴールは狙っていた。前にも狙ったことがあるけど、そのときはうまくいかなかったんだ」とコメントした。