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バレッラ加入目前インテル、セントラルMF8人で3席を争う

 インテルの中盤は、これから熾烈なポジション争いと人員整理が始まりそうだ。『トゥットメルカートウェブ』が取り上げている。

 アントニオ・コンテ監督の新体制はスタートしたばかりだが、2019/20シーズンのインテルが「3-5-2」のシステムをメインとすることはほぼ間違いない。中盤の中央は3人となり、ほかのポジション以上に人数が多すぎる状態だ。

 新加入のステファノ・センシとまもなく決定するニコロ・バレッラはもちろん構想内で、レギュラー候補だ。センシは中盤の攻撃的な位置を担当し、押し出される形となるマルセロ・ブロゾビッチがバレッラと並んで守備的な役割をこなすことが予想される。

 この3人に加えて放出不可と考えられるのがマティアス・ベシーノで、4人は残留濃厚だ。

 ロベルト・ガリアルディーニ、ジョアン・マリオ、ラジャ・ナインゴラン、ボルハ・バレロについては、去就が不透明だ。

 ナインゴランについては構想外と明言されており、移籍先を探している。ただ、まだしっかりとしたオファーは届いていない。

 ガリアルディーニに対しては、フィオレンティーナとラツィオが関心を示しているが、同メディアによると、この4人の中で最も残留の可能性が高い。いずれにしても、オファー次第となりそうだ。

 ボルハ・バレロはフィオレンティーナ復帰の可能性があるが、まだ動きは少ない。ジョアン・マリオはモナコとの交渉が続いているところ。さらに中国からの関心もあると言われている。

 12日付『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、バレッラ加入時点でのインテルのフォーメーションを以下のようになると予想した。

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