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ホアキン・コレア、756日ぶりの得点!復活のカギは恩師インザーギ

起用に応えた愛弟子、運命は変わる?

インテルのホアキン・コレアの復活が注目を集めている。

コレアは23日に行われたセリエA第13節のエラス・ヴェローナ戦で今季初先発となり、1得点2アシストを記録した。得点関与以外にも、中盤に下がってきてパスを引き出して攻撃を活性化させるなど、多くのアクションに絡み、見事な存在感を放っていた。

コレアは2021年夏にラツィオからインテルに加入した。シモーネ・インザーギ監督の愛弟子ということで期待を集めたが、大きなインパクトを残せず、2023年夏にマルセイユへレンタル移籍となった。

インテルとしては、これでコレアと別れるはずだったが、マルセイユでは1シーズンを過ごして得点ゼロに終わり、買い取りオプションは行使されず。インテルに戻ってきたものの、魅力的なオファーは届かず、5番手FWとしてインテルに留まることになった。

恩師の後押し

『FcInterNews』によると、コレアを支えたのはやはりインザーギ監督だったという。指揮官は「良いトレーニングをして、全力を尽くせば、必ずチャンスが来る。オマエはまだインテルに貢献できるぞ」とメッセージを送り続け、コレアも努力を続けた。その結果、周囲も「トゥクはまだ終わっていない」と認識するようになり、その成果としてヴェローナ戦のパフォーマンスに至ったという。

セリエAでの得点は756日ぶり

コレアが最後にセリエAで得点を決めたのは、2022年10月のサンプドリア戦で、ヴェローナ戦の得点は756日ぶりのことだった。

インテルの選手としてアウェーゲームで得点を挙げたのは3回目で、全てヴェローナの本拠地ベンテゴーディだというのは奇妙な偶然だ。

不良債権から新たなオプションへ

インテルとホアキン・コレアの契約は今季で満了予定だ。それだけに、移籍金が発生する今年夏のうちになんとしても放出したかったはずだが、これがうまくいかず、クラブとしても頭を抱えていたことだろう。

ヴェローナ戦の活躍だけで契約延長とはならないはずだが、コレアは新たな攻撃のバリエーションになることを証明し、インテルのオプションが増えたことは間違いない。

コレアのヴェローナ戦での復活劇が、彼のキャリアを新たな方向へ導く第一歩となるかもしれない。

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