ベルトラ、ピオ、さらには…
インテルとボローニャの間で、移籍に関する話し合いが進むかもしれない。『コッリエレ・デッロ・スポルト』の報道を『FcInterNews』が取り上げた。
インテルとボローニャが狙う選手たち
現在、インテルはスペツィアのニコロ・ベルトラ獲得に興味を示しているが、ボローニャも同選手に関心を寄せている。ただし、この2クラブは競争相手というよりも、協力関係を築く可能性があるという。
ボローニャのマルコ・ディ・ヴァイオSDはスペツィアの試合を何度も視察しており、ベルトラだけでなく、インテルからスペツィアにレンタル中のフランチェスコ・ピオ・エスポジトにも注目していると伝えられている。
両クラブの利害関係
インテルは、仮にベルトラを獲得しても、すぐにトップチームで起用する準備は整っていないと考えている。また、現在セリエBで活躍中のピオ・エスポジトについても、インテルに復帰させれば出場機会が減る可能性が高い。そこで、次のステップとしてボローニャでセリエAの経験を積ませるプランが浮上している。
さらに、ボローニャはインテルからサンプドリアにレンタル中のエベネザー・アキンサンミロにも関心を示している。これらの動きを通じて、両クラブは良好なパートナーシップを築く狙いがあるようだ。
ジョヴァンニ・ファビアン取引を参考に
この協力関係のモデルとして、ジョヴァンニ・ファビアンの取引を参考にしている様子。こちらはインテルにとってもボローニャにとっても、選手本人にとってもプラスになった移籍だったと言えるだけに、成功事例を参考に期待の若手をともに育てていくことになるかもしれない。
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