トルコ代表にとどまったインテルMF
インテルのハカン・チャルハノールは、トルコ代表にとどまることになった。コンディションに問題はないだろうか。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が18日に現状を伝えている。
チャルハノールは、10月20日のローマ戦で右太ももを痛めた後、ヤング・ボーイズ戦、ユヴェントス戦、エンポリ戦を欠場。その後復帰を果たしたものの、今回のUEFAチャンピオンズリーグ・ウェールズ代表戦で再び同じ箇所に違和感があり、途中交代となった。
トルコ代表のメディカルチームによる検査では、幸い深刻な問題は確認されなかったため、チャルハノールは引き続き代表での活動を続けることになった。
ただし、インテルとしてはクラブ内で改めて検査を行いたかったのが本音であり、今回の決断には複雑な思いがあるようだと『ガゼッタ』は伝えている。
代表ウィーク明けのインテルは、エラス・ヴェローナ、ライプツィヒ、フィオレンティーナと連戦が待っている。リスクを回避するため、ヴェローナ戦は欠場させる可能性が高いと同紙は指摘した。
インテルはこの3連戦で、特にライプツィヒ戦に焦点を当てているという。というのも、ここで勝てばUEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント・プレーオフを回避できるため、チャルハノールをここに出場させることを重視しているようだ。
もちろん、イタリア帰国後のコンディション次第ではあるはずだが、しばらくはチャルハノールの起用に慎重になるかもしれない。