ナーゲルスマン注目も、ドイツ代表は急ぐべきか
インテルのヤン・ビセックをめぐって、代表チームで綱引きが起こるかもしれない。ドイツ『Sky』の報道を『FcInterNews』が取り上げた。
過去にU-21ドイツ代表経験があるビセックは、先日インテルとの契約延長が発表された。その成長ぶりには、クラブもファンも大きな期待を寄せている。
最近では、UEFAチャンピオンズリーグのアーセナル戦で好パフォーマンスを披露し、カイ・ハフェルツやブカヨ・サカといった強敵を封じた。
ドイツ代表のユルアン・ナーゲルスマン監督は、ビセックに注目しており、今後の招集を検討しているという。
ただし、ドイツサッカー連盟(DFB)は時間的な制約があるかもしれない。というのも、ビセックには両親のルーツであるカメルーン代表としてプレーする資格も残っているからだ。
先日のインテル対ナポリでは、元インテルのサミュエル・エトーが観戦に訪れていた。現在、エトーはカメルーンサッカー連盟の会長を務めており、この来訪には“政治的な理由”が絡んでいたのではないかという憶測も出ている。ビッグマッチゆえに豪華ゲストが訪れることは不思議ではないが、その裏には何か意図があったのかもしれない。