2012年以来の優勝目指す期待の世代。有望株は?
インテルはUEFAチャンピオンズリーグ・グループフェーズで4試合を終えて3勝1分けと好スタートを切ったが、プリマヴェーラはさらに好調だ。UEFAユースリーグ4試合を終えて唯一の全勝チームであり、2試合を残して決勝トーナメント進出を決めている。
インテルのプリマヴェーラは6日、第4節でアーセナルと対戦し、4−1で勝利した。インテルは4試合で15得点を挙げており、出場している36チームで最多得点を記録している。
インテルのプリマヴェーラが国際大会で最後に優勝したのは2012年、UEFAユースリーグの前身であるNextGenシリーズでのことだった。アンドレア・ストラマッチョーニ体制以来の栄冠も夢ではないかもしれない。
トップデビューにふさわしい人材は?
この調子だと、トップチームに呼ばれる選手が出るかどうかも注目される。
特に注目されているのは、すでにシモーネ・インザーギ監督からも招集されているトーマス・ベレンブルフだろう。今季公式戦11試合出場で6得点を挙げている19歳で、プリマヴェーラのキャプテンマークを巻いている。
そのほかにも、左サイドのマッテオ・モッタとマッテオ・コッキ、ギリシャ人のクリストス・アレクシウ、新戦力のルカ・トパロビッチ、左利きのファンタジスタタイプであるジャコモ・デ・ピエリ、アンドレア・ザンケッタ監督の息子であるマッティア・ザンケッタといった選手の注目度が高い様子だ。
この中に、未来のインテルを担う選手はいるだろうか。