アーセナル戦で活躍した若手DF
インテルは6日、UEFAチャンピオンズリーグでアーセナルをサン・シーロに迎え、1−0で勝利を収めた。ヤン・ビセックが試合後のミックスゾーンで報道陣に残したコメントを『FcInterNews』が伝えている。
この一戦で左センターバックを務めて見事な働きをしたビセックのパフォーマンスは高く評価されており、翌日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は最高タイの7点を付ける(MOMはドゥンフリース)など、さらに注目を集めている。
アーセナル戦のヒーローの1人は、次のように試合を振り返った。
「カンピオナートで失点が多くて、チャンピオンズリーグで無失点? 違いはちょっとした運だよ。チームとしてしっかり守っているから、チャンピオンズリーグで無失点なんだ。運良くこぼれ球がこちらにきたりとか、そういうのもあるけど、僕たちは堅い守備をしている。ユヴェントス戦は過去のことだ」
「チャンピオンズリーグ無失点は僕たちとアタランタだけ? しっかり準備して、ミステルの指示どおりにやったんだ。この調子で続けていきたい」
「これが批判に対する答え? 僕はいつでもプレーしたい。自分のパフォーマンスがひどかった試合はそんなにないと思うし、批判には同意しないよ。ミステルが使ってくれるときはベストを尽くす。その上で、うまくいくことも、そうでないこともある。今日は運良くうまくいったってことだね」
ビセックは肋骨に問題を抱えてプレーしていたことをシモーネ・インザーギ監督が明かしていた。
「まだ完全には治っていないけど、言い訳にしたりはしない。痛むか、ってミステルに聞かれたときに『痛む瞬間はあるけどいける』って答えたよ」
また、一部で報じられた契約延長の動きについても問われた。
「いま交渉しているところだよ。早くまとまるといいね」