リッチ、マルディーニ、ベルトラが挙がる
インテルは1月に若手を獲得する方針だと『トゥットスポルト』が2日に報じた。
セリエA屈指の選手層を誇るインテルは、すぐに必要なポジションというのが限られている。そのため、ジュゼッペ・マロッタ会長は若手に投資するつもりで、オークツリーにも支持されているようだ。
具体的には、トリノのサムエル・リッチ、モンツァのダニエル・マルディーニ、そしてスペツィアのニコロ・ベルトラの3人が挙がっている。
インテルが高く評価しているというリッチは、すでに実績が十分で、獲得は難航することが予想される。こちらはクリスチャン・アスラニの成長をインテルがどう判断するかで変わるものとみられる。ハカン・チャルハノールの控えとして物足りないという評価であれば、ある程度の資金を投じてでも獲得するのではないかという見方だ。
ダニエル・マルディーニについては古巣ミラン復帰もあり得るが、インテルも注目しているという。レンタル中のバレンティン・カルボーニが前十字じん帯断裂の重傷を負ったこともあって、似たタイプの優秀な選手を抱えておきたい狙いがあるとされている。
最も現実的なのは、ベルトラだろう。U-21イタリア代表の有望株は、スペツィアとの契約が今季いっぱいまでとなっており、延長交渉の行方はまだ分からない。インテルは1月に権利を獲得した上でスペツィアにレンタルで残すことも視野に入れているそうで、あり得ない選択肢ではないだろう。