ローマのFWエディン・ジェコは、ティフォージとの関係が崩壊しつつあるようだ。『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。
クラブ間の交渉がまとまらず、インテルへの移籍がなかなか決まらないジェコは、苛立ちを隠せない様子だ。8日、新シーズンのメディカルチェックのためにヴィッラ・スチュワートに到着したジェコは、ファンに囲まれたが、サングラスをかけたまま笑顔は一切なし。「エディン、ローマに残るの?」と将来について問われた際は、「通してくれる?」とだけ返答して歩き続けたそうだ。
『コッリエレ』は、その様子を「ジェコが移籍の意思を公にした」と解釈。移籍の決定を強く望んでいるとみている。
インテルのアントニオ・コンテ監督は、新シーズンに向けて早くセンターフォワードを獲得したい考えだが、ジェコの価格が下がらないため、ロメル・ルカクに本腰を入れているという話もある。