スーパーサブはもう卒業?
インテルのダヴィデ・フラッテージは、一皮むけたと言っていいのだろうか。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが、セリエA第10節エンポリ戦の活躍を称えている。
フラッテージは10月30日のエンポリ戦で先発出場し、2得点を記録した。セリエAで自身初のドッピエッタであり、インテルの勝利に大きく貢献している。
フラッテージに対しては、途中出場でピッチに立つとコンスタントに結果を残すものの、いざ先発で起用されるとパフォーマンスが冴えないことが続き、批判の声が付きまとっていた。
今季のカンピオナートでは、モンツァ戦、ウディネーゼ戦、トリノ戦、ローマ戦、エンポリ戦で先発し、得点はエンポリ戦を除くとウディネーゼ戦の1得点のみだった。
こういったジレンマは「フラッテージ問題」として最近頻繁に取り上げられていたが、エンポリ戦のドッピエッタで反論した形となった。
これを受けて『ガゼッタ』は、スーパーサブからレギュラーの一員にステップアップしつつあるとしている。
フラッテージはエンポリ戦のあと、「そもそもフラッテージ問題なんてものはなかったし、今後もない」と、批判を一蹴した。
2023/24シーズンにはセリエAで先発が6回にとどまったフラッテージだが、今季は出場機会が増えており、レギュラーの一角に食い込もうとさらなるアピールを狙っているに違いない。