ベテランCBを欠いたことが問題?
かつてインテルを指揮したアンドレア・ストラマッチョーニが、最近のパフォーマンスに言及した。『ラジオ・スポルティーヴァ』での発言を『FcInterNews』が取り上げている。
ユヴェントス戦で4失点したインテルは、3−0で勝利したエンポリ戦でも、特に前半は不安定な様子を見せた。昨季のようなパフォーマンスを見せられておらず、内容には不安が残っている。
ストラマッチョーニは、その主な原因がフランチェスコ・アチェルビの離脱にあるとし、次のように語った。
「スクデット連覇というのは簡単ではない。それはミランやナポリをみれば明らかだ。それでも、インテルの層の厚さを考えると、やはり最も充実しているというのが私の意見だ」
「守備の堅さは大事なポイントで、私は特にアチェルビを評価している。彼はリーダーシップで最終ラインを統率できる選手で、彼の欠場が大きな痛手だと思う」
「エンポリ戦ではトマス・パラシオスがデビューした。将来を託す期待ができる選手だとしても、この夏にインテルが唯一強化できなかったポジションとも言えるはずだ」
アチェルビの代役としてピッチに立つステファン・デ・フライは、ユヴェントス戦のパフォーマンスが酷評されたが、エンポリ戦では特に問題がなかった。それでも、攻守両面で存在感を示すアチェルビの不在は確かに感じられたかもしれない。