ユヴェントス戦を振り返る元インテルDF
27日に行われたセリエA第9節インテル対ユヴェントスのイタリアダービーは、4−4の引き分けに終わった。ダニエレ・アダーニが『ドメニカ・スポルティーヴァ』でこのゲームを分析している。『FcInterNews』がその模様を伝えた。
インテルは4−2から追いつかれてのドローということで、批判的な意見が続出している。アダーニも同様で、次のように語った。
「明らかに集中が欠けていて、読みが浅くなっている。チームの地位を維持するのは、築くよりも難しいものだ。インテルはリーグ最強チームとして、このようなことを許してはならない」
「ミスを生む原因があるが、それでもインテルはUEFAチャンピオンズリーグでも実力を見せ、マンチェスター・シティ相手にも善戦している。多少のミスはあるが、依然として強いチームのはずだ。でも、ほんの少しでも隙を見せると、コンテが見逃さない」
ハカン・チャルハノール不在が響いたという意見はあるが、アダーニはそのように考えていない。
「確かに彼は重要な選手だが、インテルの厚い選手層で1人で試合のバランスが崩れるわけではない。バレッラやテュラム、ラウタロ、ディマルコも試合に出ていた。ユヴェントスはセリエAで2番目に若いチームで、サヴォーナやムバングラが投入されていただけだ。チャルハノールがいなくてもインテルはしっかり機能していた。ミスを振り返ると、むしろユーヴェの方が大きなミスをしていたと思う」
【インテル採点】ユヴェントス戦の高評価と低評価は?
●インテル:シモーネ・インザーギ監督の試合後コメント
●ユヴェントス:チアゴ・モッタ監督の試合後コメント