イタリアダービーに備えるインテル指揮官
27日に行われるセリエA第9節でインテルはユヴェントスと対戦する。シモーネ・インザーギ監督が26日、『スカイ』と記者会見で意気込みを語った。
チアゴ・モッタ監督は常にインテルが優勝候補筆頭と言っている
「現時点でそう言えるようなことは何もない。今季は過去数年と比べて混戦になるだろう。どのチームも強化しているから、厳しいシーズンになることは間違いない」
チアゴ・モッタはどういう監督か
「自分のスタイルを持ち込んでいる。私は彼のことがとても好きで、彼のチームの組織力も素晴らしい。ユヴェントスでも良い仕事をしていると思う。ユヴェントスは今季ヨーロッパで随一の守備で、8試合で1失点だ。それもPKだね。高いボール支配率を持ちながら、守備も堅いチームだ。彼は私が尊敬する監督であり、ここまでとても良い仕事をしている。我々は素晴らしい試合が求めらている」
ケガ人が続出している
「チームは5連勝中で、良い流れだ。ただ、激しい試合が続く中でいくつかの欠場が出てしまった。今までと同じように準備を進めている」
クリスチャン・アスラニのコンディション。プレーメーカーは誰に
「アスラニは昨日から全体練習に参加した。今日の彼の感触を見て判断する。彼は優れた選手で、私は大きな信頼を寄せている。もし明日、彼が十分な様子ならスタメンで起用する。そうでなければ、ほかの選手がプレーすることになる」
「アスラニはこの2年でベンチが多かったが、常に成長している。彼にとって唯一の不運は、彼の前にハカン・チャルハノールがいることだ。ニコロ・バレッラも良い状態で、ピオトル・ジエリンスキも調子が良いことを示した。決定するのは明日だ」
左サイドが不足。タジョン・ブキャナンの回復は?
「ブキャナンは昨日、チーム全体の練習に復帰した。待っていたよ。彼は素晴らしい選手で、チームに貢献してくれるはずだ。順調にチームに馴染んでいたが、問題が起きてしまった。カルロス・アウグストの負傷で少し緊急事態になっているが、ビセックのプレーも見ているし、ダルミアンもそのポジションでプレーできる。なんとか工夫して対応するしかないね」
ラウタロ・マルティネスはバロンドールに値するか
「間違いなくね。ただ、候補に挙がっているほかの2人も同様にふさわしい選手だ。個人的には、この3年間インテルで成し遂げてきたことを考えれば、全員にバロンドールをあげたいくらいだ。でも、我々はこれからも努力を続けなければならないし、ラウタロもインテルでこれまでやってきたことを続ける必要がある。チームメートたちは彼がゴールを決めやすいように、最適な状況をつくることを心がけないとね」