ブキャナン回復を待ちつつ、ベテランと若手にも期待
インテルは、カルロス・アウグストの離脱をどうカバーするのだろうか。マッテオ・ダルミアンの重要性が増すかもしれないと、『FcInterNews』が24日に伝えた。
インテルは23日、UEFAチャンピオンズリーグのヤング・ボーイズ戦になんとか勝利したが、また負傷者が出てしまった。53分にカルロス・アウグストが左ハムストリングを抑えてピッチに倒れて交代となっている。シモーネ・インザーギ監督も軽度のケガではないと心配しており、復帰には時間が掛かるかもしれない。
左サイドはフェデリコ・ディマルコがいるものの、イタリア代表でもいまや中心選手であるため、疲労の蓄積が気になるところで、代役が必要だ。
まず考えるのは、タジョン・ブキャナンの復帰だ。夏にカナダ代表の練習中に脛骨を骨折したウインガーは、すでに練習に復帰しており、あとはコンディションを上げるだけとなっている。ただ、重傷だっただけに無理をさせることはリスクが高い。それでも、次の代表ウィーク前には復帰できる見通しとされている。
そして同メディアは、「どんなシーズンにも対応できる万能選手のダルミアンも忘れてはならない」と伝えた。ダルミアンはアントニオ・コンテ時代に左ウイングバックを担当しており適応に問題はない。
ダルミアンと常にポジションを争う形になっているデンゼル・ドゥンフリースはフィジカルコンディションが上がっているところで、ベンチに置くにはもったいないと考えることもでき、最も現実的な解決策にも見える。
さらに、プリマヴェーラから引き上げるというアイディアもある。2007年生まれのマッテオ・コッキは今季好パフォーマンスを続けている左サイドで、ユースリーグのヤング・ボーイズ戦で得点を決めていた。
