ヴェネツィアで活躍し始めた天才肌、ラニエリの下で身につけた武器は？
この夏にインテルからヴェネツィアに完全移籍で加入したガエターノ・オリスターニオが17日に『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じた。
オリスターニオはここまでセリエA全試合に出場しており、第7節のエラス・ヴェローナ戦で初得点を記録した。ただ、チームは1勝1分け5敗と苦しんでいる。
「コンディションは良くなってきている。どこでプレーするかはそれほど重要じゃなくて、大事なのは適応力だと思う。変わらないのは、ミステルが僕たちに伝える積極的なサッカーのアイデアだ。3メートル前でも後ろでも違いはないね」
「簡単なスタートではなかった。多くの難しい試合があった。アウェーゲームが多かった（7試合中5試合）というのもあるね。でも、この道を進み続けなければならない。ミステルとクラブがサポートしてくれている。結果はそのうち出るよ。僕たちは団結した強いチームだからね」
レンタルで様々なクラブを経験したが、ついに完全移籍となった。ヴェネツィアとは2029年までの契約を交わしている。
「5年契約というのは大きな決断だね。インテルでは素晴らしい経験を積んだ。13歳で加入して、そこで成長した。でも過去を振り返ることはないよ」
オランダのフォレンダムでもした。
「とても重要な経験だった。みんなに国外移籍を勧めたいね。新しい文化と新しいサッカーを学ぶことができる。ミスをして成長することができるんだ」
オリスターニオはヴェネツィアでセンターフォワードを務めることもある。身体や腕をうまく使ってポジション争いで優位に立つことがあることについて問われると、こう答えた。
「これは学んだことだね。昨シーズン、ラニエリ監督の下で、ゴールを背にしてプレーする技術を磨いたんだ。もともとはトレクァルティスタやウイングを務めていて、ドリブルやカットイン、スペースへの攻撃、そして本能的なプレーが得意なんだ。ボールをキープする技術は時間をかけて身につけたんだ」
