カッサーノとアダーニは「もう存在しない」
元イタリア代表のクリスティアン・ヴィエリが17日付け『コッリエレ・デッラ・セーラ』のインタビューに応じ、さまざまなテーマに触れた。『FcInterNews』が取り上げている。
ダニエル・マルディーニのイタリア代表デビュー
「ダニエルは非常に高いクオリティを持っていて、その片鱗を見せている。彼には代表で重要な存在になるための全てがそろっているよ。たまにパオロと話すんだけど、結局はダニエル自身の意欲次第なんだ。どれだけ特別な存在になりたいと思うかだね。技術的な能力は素晴らしい。ほかのどのFWとも違うタイプの選手だ」
アントニオ・コンテ率いるナポリ
「これがアントニオだよ。それに、ヨーロッパのカップ戦に参加していないという“幸運”がある。チームはゆとりがあり、1週間を通してしっかりとトレーニングできる。再建やリスタートの段階ではこれが理想的だ。間違いなくナポリはスクデットを争うことになるだろう。ロメル・ルカクについて言えば、代表に行かずに残ったのがいいね。コンテがフィジカル面でも戦術面でも彼を再調整している。本来のルカクの姿がすでに見え始めているよ」
インテルについて
「EUROやコパ・アメリカの後、主力選手たちがリスタートに苦労するのは当然だ。休む暇がないからね。それでも、オレにとってインテルはイタリアで最強だ。正しいメンタリティは、どんな相手でも勝てる自信を持ってピッチに立つこと。こういうクラブのユニフォームを着ているなら、どんな言い訳も許されない。インテルは自分たちが強いと自覚している。常に集中することが大事だ。そうでなければ、ミラノダービーのような結果になってしまう」
ダニエレ・アダーニとアントニオ・カッサーノについて
「その話をしすぎだよ。オレや、オレの家族についても話しすぎている。家族のことは誰にも触れてほしくない。オレはすでにリリースを出してこの件に区切りをつけた。それ以降は一切話していない。彼らはもうオレにとって存在しない」
