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カペッロ「前半戦で最もデリケートな時期。選手層がカギに」

インテルは「インザーギがターンオーバーをうまく使えるかが重要」

ファビオ・カペッロが16日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で再開が迫るセリエAについて語っている。

セリエAは第7節まで終了し、これからさらに厳しい戦いが控えている。カペッロが今後の展望を話した。

ナポリの首位はヨーロッパの大会がないのが大きいのか

「その通りだ。コンテは素晴らしい手腕でチームに刺激を与えた。ほかのチームと比べて、毎試合ごとに準備する必要がないため、練習に落ち着いて取り組むことができる。これは、肉体的なことだけでなく、特に精神的なエネルギーの大きな節約になるんだ」

これからの相手はエンポリとレッチェ。さらにリードはひろがるか

「その可能性はある。ナポリは警戒しなければいけないが、イタリア代表の試合でディ・ロレンツォもチャージされたはずだ。イスラエル戦で2ゴールを決めて不調から立ち直り、今は恐れずにプレーしている」

昨季のこの時期はミランが首位だった。その後調子を落とした

「確かに、シーズン前半戦の最もデリケートな時期と言える。回復の時間がなく、ケガ人が増える傾向にあるね。この時期からは、チームの層の厚さが差を生み始める」

負傷者といえば、すでにユヴェントスが問題を抱えている

「ブレーメルの離脱は大きな損失だ。それに、チアゴ・モッタにはブラホビッチの控えがいない。ミリクも戦線を離脱している。さらにコープマイネルスもいつ復帰するか分からない。私の時代には、(サンドロ・)サルヴァドーレが肋骨をすねあてでガードして試合に出場したこともあったけどね(笑)。とにかく、ユヴェントスはまだインテルのようなチームとしての確信や自信を持っていないのかもしれない。ナポリもそうかもしれないね」

インテルは2つの大会を戦えるチームなのか

「確かにそうだが、インザーギが賢くローテーションを使う必要がある。それよりも、インテルで心配なのはシーズン序盤にやや油断していたところだ。昨季のような集中力を取り戻さなければ、過密スケジュールで勝ち点を落とすリスクがある」

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