ローマ戦、ユヴェントス戦を前に選手層が充実
インテルはニコロ・バレッラとタジョン・ブキャナンの復帰が迫っている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は15日、「XXLサイズのスカッド」と記した。
バレッラの回復が順調に進んでいる中、夏に大けがを負ったブキャナンもコンディションを上げてきている。『スカイ』によると、2人は15日に部分的ではあるがチーム練習に合流し、チームメートと一部のメニューをこなした。バレッラはローマ戦の招集が濃厚で、ブキャナンも早ければ同試合でメンバー入りすると予想されている。
シモーネ・インザーギ監督は、ホアキン・コレアや新戦力のトマス・パラシオスを差し置いて、ケガを抱えているブキャナンをUEFAチャンピオンズリーグの登録リストに加えた。そのことからも、指揮官が重要なオプションとして考えているとみていいだろう。
今季のインテルは、夏の疲労も影響してラウタロ・マルティネスがスタートで出遅れたが、かなり状態を上げている。マルクス・テュラムにはゴールが戻り、新加入のメフディ・タレミはすでに価値を示している。マルコ・アルナウトビッチはオーストリア代表の試合で2得点を挙げ、良い状態で戻ってくる。そこにブキャナンも加われば、インテルは各ポジションに2人という万全の状態だ。
インテルはローマ戦のあと、チャンピオンズリーグのヤング・ボーイズ戦を挟み、さらにセリエAでユヴェントスとのイタリアダービーが控えている。タフな時期に突入するが、インザーギ監督は多くの選択肢を持っているだろう。