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インテル、インザーギが証言。クルヴァ・ノルドとの接触を認めるも「脅されてはいない」

「ドッピア・クルヴァ」騒動の捜査が続く

インテルとミランのウルトラスが一斉に逮捕された騒動について、9日にインテルのシモーネ・インザーギ監督が聴取を受けた。『ANSA通信』や『スカイ』が伝えている。

インザーギ監督は、UEFAチャンピオンズリーグ決勝前にインテルのウルトラス「クルヴァ・ノルド」から追加で200枚のチケットを要求され、ジュゼッペ・マロッタ会長(当時CEO)に伝えるように言われたことが、電話の傍受によって明らかになっている。

報道によると、インザーギ監督は「フェルディコの要望をインテルのディレクターに伝えた。そのディレクターが誰かは覚えていない」と証言、「脅されたわけではない」と語った。また、クルヴァ・ノルドのリーダー陣との関係は否定しており、9月に殺害されたアントニオ・ベロッコのことは「彼が誰かは報道で初めて知った」と述べたという。

インザーギ監督のほか、インテル関係者ではハビエル・サネッティ副会長など、ミラン側ではダヴィデ・カラブリアらが協力者として証言する予定で、検察もこの捜査の進展に注目している。

●底知れない闇…。ウルトラスとマフィア、違法活動に揺れるイタリアサッカー(2024/10/4)

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