「名前すら呼ばない」またTwitchで語り始めた元ボボTVメンバー
元イタリア代表のアントニオ・カッサーノが、ジャンルカ・ガッツォーリがMCを務める『BSMT』に出演し、さまざまなテーマについて語った。
カッサーノは最近、Twitchの『Viva el Futbol』で自身の意見を語り、話題を呼んでいる。ともに出演するのはダニエレ・アダーニとニコラ・ヴェントラで、かつて人気を博した『Bovo TV』からクリスティアン・ヴィエリが抜けたメンバーだ。
『Bovo TV』の終了について問われたカッサーノは、当時を振り返った。
「オレは最初、アダーニに言ったんだ。『オレはヴェントラと2人じゃこの仕事はできない。お前なら1人でもできるけど』ってね。あいつは無敵で、誰とも比べ物にならないほどすごいんだ。あいつがいなければ先に進むことはできないと、みんなの前で言ってたよ」
「オレが一番嫌いな言葉である『裏切り』が起きたって言うしかない。全部レレ(アダーニ)のおかげで始まったんだ。オレはジェノバにいて何も気にしてなかったし、ヴェントラはアダーニの言う通りにやっただけさ。オレらが前に進めたのはレレのおかげだ。でも限界が来て、もう修復不可能なところまで壊れてしまった。彼(ヴィエリ)にはもう価値を見出せないし、オレにとっては過去の人だ。名前すら呼ばない」
「オレは優しくて寛大な男だけど、彼はもう終わった。裏切りはオレにとって一番許せないことだ。彼が最高だと思っていたかもしれないけど、違った。オレらはオレらだけで続けるし、彼は今や誰にも見向きもされないだろう。オレは後悔してない。むしろ早めに気づいてよかった。これでお互いが幸せな道を進めるんだからね」
「和解? 絶対にない。終わったことだ。裏切りの許しなんて存在しない。後悔も一切ない。オレの一番の悩みは、レレとニコラ以外では何もできなかったことだ。はっきり言うけど、番組は3人でやってたし、レレが番組のメッシだったんだ」