それでもチームの献身には賛辞を送るインテル指揮官
インテルは5日、セリエA第7節でトリノと対戦し、3−2で勝利を収めた。シモーネ・インザーギ監督が試合後、『DAZNイタリア』と『スカイ』でコメントを残している。『FcInterNews』が伝えた。
試合を振り返って
「失点が多い? 3連勝したことを聞いてくれるかと思っていたが、まあ仕方ない。指摘は正しいよ。失点を減らすために、細かい部分に気を配りながら取り組んでいる」
「まだ改善すべき点がある。代償はいつも非常に大きい。リラックスせず、しっかりと取り組まなければならない。レッドスター戦の後にも、細かい部分を見直した。今日は3-2で終わるべき試合じゃなかった。トリノは10人でも最後まで諦めなかったというのもあるが、こちらのミスも目立った」
「ただ、試合の重要性を理解して取り組んでいる選手たちのことを称えたい。これからもチームとして成長するために取り組み続ける」
UEFAチャンピオンズリーグから7人の選手を入れ替えた。続けて起用したバストーニ、チャルハノール、ムヒタリアンは欠かせない存在か
「いや、3人とも1週間で3試合に耐えられると思っていた。3人とも少しずつ出場時間を調整した。みんなが成長していて、全員が良いトレーニングをしているので、誰を選ぶかで悩んでいる。でも、それは特定の選手を狙った選択ではない」
チャンピオンズリーグでは無失点だが、カンピオナートでは2試合で4失点。偶然なのか、それとも集中力の違いなのか。セリエAの方が相手が準備しているのか
「選手や相手が違った。マンチェスター・シティ戦でもレッドスター戦でも失点してもおかしくなかった。今夜やウディネーゼ戦は予兆が少なかったのに失点した。こういう時期もあるが、しっかり取り組んでいる。昨日も長時間グラウンドで練習したが、今のままでは不十分だ」
「これだけは言えるよ。選手たちは本当に献身的で、全力を尽くしている。細かい部分に至るまで手を抜かない。失点が多いのは割に合わないと感じるが、チームは前半も後半も良い立ち上がりを見せて、勝利に値した」
フォワード陣のゴールが増えてきた。攻守のバランスはどう考えるか
「まず大前提として、チーム全体がポゼッションフェーズを最高の形で行い、失点を防ぎ、相手にチャンスを与えないようにしなければならない。火曜日はそれを達成した。今後もそうしていかなければならない」
マルクス・テュラムのポジションが少し違った
「彼はラウタロとの相性が非常に良い。裏への抜け出しが得意だが、ボールの扱いもうまい。最近は一貫して裏を狙っているが、相手が守備を固めた時に求めているのはまさにそれだ。我々には、裏を狙う義務がある」
注目している、もしくは脅威に感じているチームは?
「昨季も簡単じゃなかった。ほとんど完璧なシーズンを送ったが、同じことを繰り返すのは不可能だ。多くのチームが補強に力を入れて、インテルと同じ目標を持っている。我々はしっかりと取り組んでいくが、序列には興味がない」
「今はナポリがトップにいる。ユヴェントスやミランがヨーロッパで成し遂げたこと、そしてアタランタが最近の試合で見せたパフォーマンスは素晴らしい。我々は自分たちのチームに集中する。それこそが、僕が影響を与えられる部分だ。リーグ戦再開に向けて準備を進めていくが、厳しい戦いになるだろう」