強敵相手に完璧だったインテルは改善の余地あり
インテルは1日、UEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第2節でレッドスターと対戦する。アンドレア・ストラマッチョーニが今季のインテルの守備に触れた。
インテルはここまで失点の多さが注目されている。『DAZNイタリア』でこのテーマに触れた元インテル指揮官は、次のように語った。
「カバセレによるゴールは、ジェノア、モンツァ、そしてミラノダービーでの失点に続いて、セットプレーからの4つ目の失点だ。これらは個々の選手がどれだけハングリーで、1対1のデュエルで勝つかという問題だ。マンチェスター・シティ戦で完璧な試合をしたあと、モンツァやミランとの試合で個人のミスを犯したということは、もう一段階成長が必要だということだ。ウディネーゼ戦のような良いパフォーマンスを台無しにするリスクもある」
「ウディネーゼ戦で見せたハングリーさは、個人のミスを除けば、正しい道と言っていい。インテルはヨーロッパでトップ5か6に入るほど完成度が高く、経験豊富なチームだと思う。ただし、1つのセクターだけ弱点がある。それが守備だ。ローテーションすると、何かが欠けている。アチェルビは非常に経験豊富で、バストーニは最も重要な選手だ。ダービーを振り返ると、インザーギはダルミアンとカルロス・アウグストを使って終えた。彼らは優れた選手ではあるが、本職のDFではない。そうすると、しっかりとした守備の構造がなくなる」
