コンディション管理がカギになると語るインテル指揮官
インテルは1日、UEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第2節でレッドスターと対戦する。シモーネ・インザーギ監督が前日会見と『スカイ』でコメントを残した。
レッドスターについて
「レッドスターは、良い状態にあるチームだ。リーグ戦では9試合で8勝1分け。ここ1日半で彼らをよく研究し、しっかり準備してきた。もちろん、どのヨーロッパの試合も難しいとわかっているから、明日は特に注意が必要だ」
連戦とエネルギー配分について
「カギはそこにある。我々は3日ごとの試合に慣れているが、その中でうまくやる必要がある。今、欠けている継続性を見つけなければならないが、それに向けて取り組んでいる。守備陣だけの問題ではなく、チーム全体の課題だ。今は相手がエリアに入ると得点されてしまう。イタリアでもヨーロッパでも難しさがあるが、集中を切らさず、これまでのようにチームとして働いていかなければならない」
昨シーズンと違うところは?
「キャンプ中にも話したが、優勝は難しいが、連覇はさらに難しいということだ。選手たちは非常に努力しているが、昨季のような継続性がまだ欠けている。それを練習で補う必要がある。すべてのチームが難しさを抱えていて、首位の毎週変わっている。どのチームも改善を目指しているし、我々も同じだ。土曜日、選手たちは素晴らしい試合をしたが、失点した2ゴールについては今朝分析した。守備陣だけでなくインテル全体の問題だ。攻守の両面で全員が参加する必要があるが、我々は取り組んでいるし、私は自信を持っている」
失点の原因は集中力の問題?
「集中は非常に重要だ。フラッテージが言っていた通り、原則があり、その後チームがもっと一体感を持たなければならない瞬間がある。先週の土曜日にはインテルらしい姿が戻ってきたが、マンチェスター・シティ戦やアタランタ、レッチェとの試合でも見られた。我々は何も許してはならない。ウディネーゼに与えた2つのチャンスが入らなければ、全く違った話をしていただろう。昨年と同じXGだったと思うが、今はさらに注意を払うべき時期だ」
ウディネーゼ戦の失点の分析
「どちらのゴールにもチーム全体に責任がある。1点目は、テュラムが上がった時、チーム全体が一緒に上がり、エリアを確認すべきだった。ディマルコ以外にもう一人必要だったが、チームのポジショニングが良くなかった。2点目も同様で、単独でのミスではなく、チーム全体のミスだ。アチェルビ、チャルハノール、ビセック、ダルミアン、デ・フライの5人全員が責任を負っている。さらに、相手のGKのスローインから失点したが、もっとできたはずだ。アタッカーやミッドフィルダーも含め、全員がもっとやるべきだった。これについて分析し、チームはしっかりと受け止めている」
ローテーションについて
「攻撃陣はまだ決めていない。全員を使う可能性もあるが、誰がスタートするかはまだわからない。残りの2回の練習を見て判断する。我々には全員が必要だ。今シーズンはさらに難しいので、2~3試合分の布陣や交代について考えることはしていないし、今もしていない。選択をしなければならないね」
新フォーマットのチャンピオンズリーグは有利に働くか?
「時間が教えてくれるだろう。我々はこれまで比較的容易にグループステージを突破してきたが、今回は計算できない。初戦から注意が必要だし、明日も同じだ。レッドスターはすでにリーグ戦9試合とチャンピオンズリーグの予選を戦っており、よくトレーニングされたチームで素晴らしい選手がそろっている。あらゆる危険をうまく対処しなければならないね」
盗聴問題について
「クラブから何も話さないように求められている。現在調査中だ」
フラッテージは明日出場するか?
「まだ検討中だ」
ビセックは昨シーズンができすぎだと言っているが、さらに高い目標が必要か?
「我々は首位と勝ち点2瘥の3位につけているが、どのチームも自信を取り戻し、継続性を持とうとしている」
ジエリンスキとムヒタリャンの同時起用は有用か?
「ジエリンスキは間違いなく出場する。ほかの2つのポジションは、チャルハノールかアスラニ、ムヒタリャンかフラッテージのどちらかを考えている」
ドゥンフリースに出番は? 契約延長は?
「まだ発表されていないが、非常に可能性が高いし、私は喜んでいる。彼は重要な選手だ。明日はジエリンスキと同様にプレーするだろう」