「ターンオーバーなしは正解」とも語る
ファビオ・カペッロが、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』でセリエA第6節のインテルに触れた。
インテルはラウタロ・マルティネスが今季初得点を含むドッピエッタの活躍で、ウディネーゼに3−2で勝利した。カペッロは次のように述べている。
「ラウタロのような選手が復調したことは非常に大きな意味を持つ。ストライカーは一時的に不調に陥ることがある。それはどんな偉大な選手にもほぼ例外なく起こってきた。しかし、能力があれば必ず復活する」
「ラウタロは常に偉大な選手であり、カリスマ性も持っている。彼とテュラムはうまく連係し、互いを意識している。彼らのコンビネーションは見ていて楽しいね。ラウタロがゴールを再び決めるようになれば、インテルも勝利がより容易になるだろう」
「ただ、守備の調整が必要だ。6試合で7失点しており、昨季のインテルとは違った印象を与えている。シモーネ・インザーギのチームの問題は、以前と比べて中盤のフィルターが少し欠けており、その結果としてDFが厳しい状況になることがある。もしインテルがこの点を改善できれば、多くの問題が解決されるだろう」
他会場では、ユヴェントスのドゥシャン・ブラホビッチにもゴールが戻った。
「セリエAは偉大なストライカー2人を取り戻した。2人の復活は驚くことじゃない。それだけのクオリティがあるから当然だ。ただ、UEFAチャンピオンズリーグの前のこのタイミングでゴールを取り戻したことは、ユヴェントスにとってもインテルにとっても意味がある」
また、インテルもミランもそろって勝利を収めたことにも触れている。
「主力で臨んだのは正しい。ターンオーバーを考えるのは、ちゃんと勝ち点を稼いだあとでいい。シーズンは始まったばかりで、多くの選手がまだ疲れているわけじゃない。ターンオーバーは2月3月ごろになって計画的にやっていくべきだ」