こんな週末がまた訪れるのか
インテルで育ったエスポジト3兄弟にとって、この週末は特別なものとなった。3人がそれぞれクラブでそろってゴールを挙げている。スペツィアの2人が『クロナケ・ディ・スポイアトーイオ』でコメントを残した。
一番上の兄、サルヴァトーレ・エスポジトは次のように語った。
「僕たち兄弟はいつもお互いに気にかけてる。僕は金曜日の試合でセバスティアーノのゴールですごく満足して落ち着いてたんだ。弟が良い感じでいるのを見られるのは本当にうれしいからね」
「僕たちの親にとっても大きな感動だろうけど、兄弟みんなにとってもすごく特別な瞬間だった。僕たちは家族が一つになってるんだ。こんな週末をもっとたくさん過ごせたらいいなって思っている」
「弟を批判されると本当に悔しくなる。昨季はそのことで結構しんどかったんだ。チームメートとは全然違う感覚で、やっぱり一番のサポーターだからね。ピオがゴールを決めると、ただの喜びじゃなくて、さらにやる気が出てくるんだ。特にピオはフォワードだからね」
2得点を挙げた三男のフランチェスコ・ピオ・エスポジトは、以下のように話している。
「ここに来た最初の年は、環境に慣れなきゃいけなかった。プリマヴェーラからセリエBへのステップアップはかなり大きいからね。でも、そのおかげで成長できて、プレーの理解も深まったと思う」
「子ども頃は、同じ週末にゴールを決めるのが普通だったよ。でも今回は、試合中は気づかなかったんだ。スマホを見て、たくさんの投稿やメッセージを見たときに初めて気づいたんだよ。チームがゴールを決めて、しかもそれが兄ちゃんだったら最高にうれしいよね。それに、僕たちの親はいつもスタンドにいて、僕たち兄弟の目線はいつも同じ場所に向かうんだ」
●インテル育ちエスポジト3兄弟、同じ週にそろってゴール「おごるのは兄ちゃん」
●セバスティアーノ・エスポジトはセリエAで1735日ぶりのゴール