エンポリのセバスティアーノに続いて、スペツィアのサルヴァトーレとピオも
インテルで育ったエスポジト3兄弟が、充実の週末を過ごした。エンポリのセバスティアーノ・エスポジトに加えて、スペツィアのフランチェスコ・ピオ・エスポジトとサルヴァトーレ・エスポジトもゴールを決めている。
ピオ・エスポジトは、すでにスペツィアファンのハートをつかんでいる。カッラレーゼとのダービーマッチでドッピエッタを達成し、クルヴァから大声援が起こった。
試合後の会見でピオ・エスポジトは「あの瞬間は感動した。本当に信じられなかったよ」と喜びのコメントを残している。その上で、お祝いのディナーは「セバスティアーノにおごってもらうよ。だって、兄ちゃんはセリエAでプレーしているからね」と冗談も飛ばしている。(コメントは『TMW』から)
セバスティアーノ・エスポジトはインテル復帰なし?
●セバスティアーノ・エスポジトはセリエAで1735日ぶりのゴール
エンポリでプレーするセバスティアーノは、もうインテルに戻ってこない可能性が高いと『FcInterNews』が伝えている。
セバスティアーノのレンタルには500万ユーロの完全移籍オプションが付いており、このパフォーマンスを続ければ行使される可能性は高い。これが最も有力なシナリオだろう。
さらに、このあとで何かがうまくいかなかった場合でも、インテル復帰は考えにくい。今季終了後にインテルとの契約は残り1年となるため、移籍のタイミングとなるためだ。インテルとの契約は選手側にメリットがないため現実的ではなく、クラブも格安での放出を認めざるを得ない状況になっている。