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インザーギ「いつものインテルじゃなかった。叱責するならまずは自分」

【写真】Marco Iacobucci Epp / Shutterstock.com

「ミランがカウンターに強いことは分かっていたのに…」。ダービー7連勝を逃して悔やむ指揮官

インテルは22日に行われたセリエA5節でミランとのミラノダービーを戦い、1−2で敗れた。シモーネ・インザーギ監督が試合後、記者会見、『DAZNイタリア』、『インテルTV』でコメントを残している。『FcInterNews』が取り上げた。

【ミラノダービー採点】
●ラウタロ・マルティネス「カピターノとして責任を負う。練習場に一番乗りしてもっと働く」
●ダルミアン「言い訳はしない。シティ戦の反動があったとも思わない」

今夜のミランはスクデットのライバル?

「間違いなくそうだ。素晴らしいチームだよ。今夜はミランの方が良かったし、勝利に値した。我々は前半も後半もアプローチが悪く、何度か試みたが状況は変わらなかった。チーム全体でコンパクトさを欠いていたし、間延びしてしまった。中盤でボールを失いすぎて、それが痛かったね。前半のラスト25分は少しマシになったけど、後半はまた同じように入ってしまった。前後半とも入り方が悪かったのが大きな要因だ」

こんなに覇気のないインテルは珍しい

「試合をもう一度見直さないといけないが、今日は冷静さを欠いていたと思う。攻守両方で選択が悪かったし、それが失点につながってしまった。後半、同点に追いついた後も流れが悪くて、最初の2回のチャンスでミランにゴール前に侵入されてしまった。悔しい。私が監督としてまず責任を感じている。もっとチームとして戦わなければいけなかった。ここ3年間見せてきたような団結力が今日は見られなかった」

今日は何人かの選手といくつかのポイントでパフォーマンスが悪かった

「その通りだね。特にセットプレーでガッビアにヘディングを決められた場面は痛かった。チーム全体が少し気持ち的に空っぽだった感じがある。普段ならもっとうまく対処できるプレーだった。ダービーでの敗北は痛いが、この悔しさをバネにしてもっと良くしていく」

選手交代は、チームが機能していないと感じたからか

「そうだ。前半も後半も入り方が悪かった。バレッラに小さな問題があったけど、最初の15分で状況が悪かったから3人交代した。それでも大きくは変わらなかったね。我々らしいチームプレーができていなかったから、そこを改善するための分析が必要だ」

時にはインテルも敗北を経験して、現実に戻ることが必要なのか

「敗北は考えさせられる。今週はしっかり準備してきたけど、アプローチが良くなかった。もっと働いて、カンピオナートで失ったポイントを取り戻していかないといけない」

どうやって立て直すのか

「もっと働いて、集中することだ。ダービーでの敗北は痛いけど、この悔しさから何かポジティブなものを見つけなければならない。今は少し見えにくいけど、明日からウディネーゼ戦に向けてまた集中していく」

一番悔しいポイントは?

「チームとしての一体感を出せなかったことが一番悔しい。もっとやるべきだった。ミランの方が守備がしっかりしていて、彼らが勝利に値した」

ベンチのメンバーにもっと期待していた?

「そうだね。でも、それを言い訳にはしない。チーム全体が前半も後半も入り方が悪かった。私が責任者だし、この敗北は我々全員にとって痛いものだ。でも、サッカーでは敗北も受け入れて、それをしっかりと分析することが大事だ」

ミランを侮ったのか

「いや、それはない。しっかり準備してきたつもりだ。でも、今日はポゼッションでも守備でも冷静さを欠いていた。いつものインテルじゃなかったんだ。ミランが走力やカウンターに強いことは分かっていたけど、準備したことがあまり発揮できなかった」

マンチェスター・シティ戦の影響はあったのか

「ミランもリヴァプールと戦ったばかりだった。もっとチームとして戦わないといけなかったんだ。サッカーは甘くない、我々は正当に負けた」

ミランの4-2-4が不意打ちだったのか

「ミランが4-2-4で来ることは昨日から分かっていた。サプライズはなかったけど、彼らが我々よりも前後半ともに入り方が良かった。それが大きな違いだね」

チームに叱責することは?

「叱責するなら自分だ。私が監督で、私が責任者だ。このダービーに負けたのは本当に残念だ。ミランはカウンターが得意なチームだって分かっていたのに、そこに対して準備不足だった」

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