比較的安値で夢が叶う?
インテルのデンゼル・ドゥンフリースが、契約延長に近づいていると11日に報じられた。『FcInterNews』がこのニュースを取り上げている。
契約解除金での調整が焦点
両者の合意が報じられてからしばらく、契約更新の進展はなかった。シーズンが始まると、1年後のフリー移籍を懸念する声も上がっていたが、ついに決着が見えてきた。報道によれば、新契約は年俸400万ユーロ、契約期間は2028年までとなる見込みだ。
この条件自体はすでに以前から報じられており、ドゥンフリース側も了承していたはずだ。それでもサインに至っていなかった理由は「契約解除金」の部分だったようだ。ドゥンフリースはプレミアリーグでプレーする夢を抱いており、長期契約によってそのチャンスが奪われることを避けたかった。そのため、1500万ユーロという契約解除金を希望していたが、インテルは2500万ユーロを提案。最終的に、両者は2000万ユーロで妥協に至った。
合理的な評価と調整
インテルは昨年夏、ドゥンフリースの評価額を2500万〜3000万ユーロに設定していたが、その金額を提示するクラブは現れなかった。このため、2000万ユーロが適切な額だとの結論に至ったと見られている。この条件は、契約満了のリスクを避けたいインテルと、将来の夢を諦めたくないドゥンフリースの双方にとって妥協点となりそうだ。
契約延長の発表は、近日中にあるかもしれない。