最近までウディネーゼのディレクターだった元イタリア代表の見解は?
フェデリコ・バルザレッティが『ラジオ・キスキス』の番組に出演して、今季のセリエAについて語った。『TMW』が取り上げている。
現役時代にユヴェントスなどでプレーしたバルザレッティは、今年6月までウディネーゼのスポーツディレクターを務めていた。この夏のメルカートの動きについて、ナポリを軸にして次のように語っている。
「ユヴェントスはインテルとのギャップを縮めた。ナポリも素晴らしい移籍市場を送ったし、カップ戦がないというアドバンテージがある。目標は常に上位に食らいつき、シーズンの展開を見極めることだね」
「スコット・マクトミネイは今季の5大補強の一つと言っていい。彼はゴール前に積極的に絡む選手で、アントニオ・コンテは、彼のように飛び出していく選手の特性を最大限に活かすべきだ」
「ナポリは今後、コンテが適切なバランスを見つけられるかがカギだと思う。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は非常に強力なチームをつくり上げたし、コンテとロメル・ルカクのコンビは常に機能してきた。インテルでは一緒に大きな成果を上げたが、ルカクはローマでは単独ではそれほど成功していないね」
また、ラザル・サマルジッチがアタランタへ移籍したことにも触れている。
「インテルは(1年前)かなり前に進んでいて、メディカルチェックも受けていた。ナポリは、サマルジッチよりもペレスの方が近かったね。結局どうなったかはみんな知っている通りさ」