代表ウィーク後1週間以内が限界?
インテルはデンゼル・ドゥンフリースの契約延長がまだ発表されていない。現状はどうなっているのだろうか。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が4日に伝えたところによると、インテルは早期解決を望んでおり、代表ウィーク明け1週間以内に最終決定をするよう、ドゥンフリース側に要求している。
インテルとドゥンフリースは、年俸400万ユーロという条件で合意しているとされている。この金額は左サイドのフェデリコ・ディマルコと同額で、クラブとしても譲歩した形だ。
この報道を受けて『FcInterNews』は同日、契約延長そのものは問題ないだろうと伝えている。ただ、将来については不透明なままだとした。
ドゥンフリースがプレミアリーグでのプレーを望んでいることは広く知られている。ただ、今夏は期待していたようなオファーがなかったため、インテルに残ることを決めた。しかし、今後プレミアリーグのクラブから魅力的なオファーが届けば、移籍を視野に入れる可能性は十分にある。今回の契約延長は、双方に時間を与えるための措置に過ぎないという見方もある。
後釜候補はチャチュア?
一方、インテルはすでにドゥンフリースの後任候補として、右サイドバックの補強を模索しているようだ。同メディアによると、エラス・ヴェローナ所属のジャクソン・チャチュアがその候補の一人として浮上しているという。
つまり、インテルはドゥンフリースとの契約延長を進めながらも、将来に備えた右サイドの補強活動を続けていく方針だとみられている。