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パラシオスは「世界でも希少。トップレベルになるポテンシャルがある」。タジェレスの育成責任者がインテル新加入DFを紹介

誰もが満足する取引に

インテルは8月30日にトマス・パラシオスの獲得を発表した。同選手が育ったタジェレスの育成部門で責任者を務めるマキシ・サラスが、『FcInterNews』のインタビューに応じている。

●トマス・パラシオスは何者?

パラシオスはどんな人物か

「素晴らしい青年であり、優れた価値観を持っています。礼儀正しく、謙虚で、責任感が強く、非常にプロフェッショナルです。これらのすべての要素がキャリアで重要な要素になっており、その結果が彼の強いメンタリティーとして表れている。彼は自分の行動に自信を持ち、高いパフォーマンスを発揮する選手であることを理解しているね」

加入の経緯は

「彼がタジェレスに来たのは2019年で、ラ・パンパ州からスカウトで見出されました。彼はコスタ・ブラバというクラブでプレーしており、トライアル後に我々の育成センターに加入しました。75人の若者が集うこの施設では、サッカーだけでなく、学業面にも力を入れて成長を支援しているんだ」

「ラ・パンパ州でのトライアルで直接選んだというわけではないが、彼が我々のクラブに到着し、彼を残すかを決定する段階では全く迷いがなかった。彼は攻撃的MFとしてプレーしていたが、彼の技術的および身体的な特性から、素晴らしいDFになると確信していた。彼はすぐにポジションを変更し、我々が提案したディフェンスのポジションでのトレーニングを始めた。我々の判断は正しかったね。日に日に成長し、その結果がすぐに目に見えた」

なぜインデペンディエンテ・リバダビアにレンタルしたのか?

「トマスはタジェレスでデビューし、8試合に出場した。しかし、タジェレスのポジション争いは厳しく、彼がより多くの出場機会を得るために、インデペンディエンテ・リバダビアへの移籍が最適だと判断した。結果として、全員にとって最良の決断だったと言えるね」

パラシオスが多くの欧州クラブから注目されていたのは本当か?

「その通り。彼には多くのクラブが関心を寄せていた。世界には、パラシオスのような左利きのセンターバックはあまりいない。そして、彼の高さ、技術、ボールタッチは特別だ」

こちら(イタリア)の関係者は彼をバストーニに例えている

「そうかもしれないね。よく比較のための参考を求められますが、トマスは非常にフィジカルが強く、優れた技術と正しいメンタリティを持っています。彼は間違いなくそのポジションで重要な存在になるでしょう」

将来的には世界のトッププレーヤーの一人になれるか?

「ああ、その可能性を秘めているね」

タジェレスとインデペンディエンテ・リバダビアが選手の売却額の50%を分け合うのは本当?

「その通りだよ」

関係者全員が満足した取引ということか

「トマスに起こったことは大きな喜びであり、彼が世界で最も歴史のあるクラブの一つ、インテルと契約したことを誇りに思う。これは、タジェレスの全ての部門がうまく機能した証であり、我々が彼に大きな道筋を提供したことを意味している」

「また、彼の成長に貢献したコスタ・ブラバにも感謝している。我々はここ数年、若手選手の育成において確固たる地位を築いており、パラシオスは重要な移籍を果たした10番目の選手となった。このことをうれしく思うし、トマスの今後に大いなる幸運を祈っているよ」

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