チャンピオンズリーグのマンチェスター・シティもあるイタリア王者
インテルのシモーネ・インザーギ監督は、さらなる進化を目指して研究中だという。『コッリエレ・デッラ・セーラ』が1日、アタランタ戦のインテルに注目した。
アタランタ相手に快勝したインテルは、昨季以上に守備陣の攻撃参加が目立った。特に3バックのセンターを務めるフランチェスコ・アチェルビは前線へ入るシーンが多く、フェデリコ・ディマルコは再三、左ウイングをヘンリク・ムヒタリャンに預けて最前線に飛び出している。60分頃のビルドアップ時には、最後方の3人が全てMFとなった場面もあり、昨季以上の流動性があった。
同紙はこういった動きがただのアタランタのマンツーマン対策ではなく、「インザーギは自分の創造物のニューバージョンを探っている」とし、新しい戦い方の一環だとみている。
今回の代表ウィークは、インザーギ監督にとってプラスになる可能性がある。マッテオ・ダルミアンやニコロ・バレッラ、バンジャマン・パヴァールは代表から外れており、ハカン・チャルハノールとアレッサンドロ・バストーニはアタランタ戦で問題を抱えたため、これから除外となるかもしれない。そうなれば、戦術練習に割ける時間も増えるということだ。
代表ウィーク明けのモンツァ戦のあとは、マンチェスター・シティとのチャンピオンズリーグもあるインテルは、この練習期間がシーズンの成功のカギを握るかもしれない。
【インテル採点】アタランタに完勝のインテル、最高評価はもちろん…
● バレッラ「テュラムは自分でも分かっていなさそう」「簡単そうに見えるけど…」
●テュラム「バレッラはいつも豪快。練習でもそう」
●ディマルコ「前半は驚異的なペース」「ロッカールームは楽しくやっている」