低評価はなし
インテルは30日に行われたセリエA第3節でアタランタと対戦し、4−0で大勝した。イタリアメディア『TMW』『FcInterNews』『EuroSport』の採点を紹介する。
アタランタ戦の評価
ヤン・ゾマー
- FcInterNews: 6.5 – ザッパコスタのシュートを片手で防いだ反応が唯一目立つプレー。主にハイボールの処理や、味方へのロングパスで貢献。早くも今季2回目のクリーンシート。
- TMW: 6 – ザッパコスタのシュートの処理で冷や汗をかいたが、後方では危険を冒さず、守備陣を適切に指揮。
- EuroSport: 6 – アタランタの数少ない攻撃にしっかり対応。
バンジャマン・パヴァール
- FcInterNews: 7 – フランス代表に招集されなかったが、彼は全く気にしていない様子。インテルでのプレーに集中し、アタランタの守備をかく乱。ジムシティのオウンゴールを誘発する動きも。
- TMW: 6.5 – 攻撃面での貢献が光り、バレッラの2点目をアシスト。
- EuroSport: 6.5 – ゴールに絡む活躍。前半では巧みなヒールパスで攻撃を展開し、バレッラの得点につなげた。
フランチェスコ・アチェルビ
- FcInterNews: 7 – レテギのスピードに苦しむ場面があったが、経験豊富なプレーで対処。サマルジッチのシュートをブロックするなど、守備で重要な役割を果たす。
- TMW: 6.5 – レテギに2回ほど危険な場面を許したが、サマルジッチへの決定的なブロックはゴールに匹敵する。
- EuroSport: 6 – レテギを抑えつつ、攻撃参加も見せた。
アレッサンドロ・バストーニ
- FcInterNews: 7 – 技術と自信をもってボールを扱い、左サイドを制圧。サマルジッチやベッラノーヴァの動きを封じる。
- TMW: 6.5 – アチェルビとのコンビネーションでレテギの攻撃を封じる。筋肉疲労により途中交代。
- EuroSport: 6 – 守備の安定感がインテルの強さを支えた。
カルロス・アウグスト(→61分)
- FcInterNews: 6 – サマルジッチに一度振り切られるが、アチェルビがカバー。以降は安定したプレー。
マッテオ・ダルミアン
- FcInterNews: 7 – インテルの右サイドを支え、アタランタの攻撃を封じ込めた。パヴァールの攻撃参加時には守備をカバー。
- TMW: 6.5 – 昨シーズンからミスを犯さず、34歳の今も安定したパフォーマンスを続けている。
- EuroSport: 6 – ミスがなく、安定したプレー。
ニコロ・バレッラ
- FcInterNews: 8 – 左足での豪快なボレーシュートが試合を決定づけた。チーム全体のリーダーとして、どこにでも顔を出す。
- TMW: 7.5 – 高難度の左足ボレーを見事に決める。得点は昨年12月以来で、インテルファンにとって待望の瞬間に。
- EuroSport: 7 – カルネセッキを撃ち抜いたボレーは、まさに芸術。12月以来のゴールでチームに勝利をもたらす
ダヴィデ・フラッテージ (→79分):採点なし
ハカン・チャルハノール
- FcInterNews: 7 – 試合序盤の攻撃をけん引し絶妙なポジショニングでチームを支えた。
- TMW: 6.5 – 狭いスペースでのプレーでチームの攻撃をリード。
- EuroSport: 6.5 – 試合を通じて多くのボールに触り、チームの4点目を演出。筋肉疲労で交代
クリスティアン・アスラニ(→61分)
- FcInterNews: 6 – 入りは良く、ボール回収にも積極的。若干のミスはあったが、全体的に安定したプレー。
- TMW: 6.5 – 前シーズンに培った自信を持ち続けており、指揮者のようにチームをリード。
- EuroSport: 6 – 試合がほぼ決まった状態での出場。無難なプレー。
ヘンリク・ムヒタリャン
- FcInterNews: 7 – あらゆる場所に顔を出し、攻守に貢献。テュラムへのアシストを含め、試合全体をコントロール。
- TMW: 6.5 – 前半はミスが目立ったが、後半には改善。惜しいシュートも。
- EuroSport: 6.5 – 中盤での技術力を見せつけ、試合をリード。
フェデリコ・ディマルコ
- FcInterNews: 7 – 左サイドでの攻撃参加が目立ち、敵に大きな圧力をかけた。ガスペリーニはトロイを投入して対策を講じたが、無駄に終わった。
- TMW: 6.5 – チームの攻撃をサポートするクロスを連発。安定感抜群。
- EuroSport: 6.5 – 攻撃面での積極性が光り、クロスも正確。
ラウタロ・マルティネス
- FcInterNews: 7 – 試合への貢献度は高く、攻撃の起点となった。ゴールこそなかったが、チームの勝利に大きく貢献。
- TMW: 7 – フィジカル的な問題があったにも関わらず、83分間プレーし、素晴らしいパフォーマンスを見せた。少しの休養が必要だった。
- EuroSport: 6.5 – 負傷からの復帰戦。ゴールはなかったが、献身的なプレーでチームに貢献。
マルコ・アルナウトビッチ(→83分):採点なし
マルクス・テュラム
- FcInterNews: 8.5 – 2ゴールを決め、さらにオウンゴールを誘発。アタランタ守備陣を混乱に陥れた。フォワードとして完璧なパフォーマンス。
- TMW: 8.5 – 今シーズンも決定力を見せつけ、アタランタを打ち砕く。ジムシティのオウンゴール誘発、さらに2ゴールを追加し、圧倒的な存在感を発揮。
- EuroSport: 8 – アタランタ守備陣を蹂躙。ジムシティのオウンゴールを生み出し、2ゴールを記録。ポストに阻まれた場面もあり、試合を通じて圧倒的なパフォーマンス。
メフディ・タレミ(→79分):採点なし
シモーネ・インザーギ監督
- FcInterNews: 8 – アタランタを圧倒し、今シーズン初のビッグマッチで勝利を収めた。圧倒的なパフォーマンスで首位に浮上。
- TMW: 7.5 – ガスペリーニ監督率いるアタランタ相手に6連勝。チームを首位に立たせる完璧なパフォーマンス。
- EuroSport: 8 – インテルのサッカー哲学を体現する試合。完璧なチームパフォーマンスで、インザーギ監督の最高の試合の一つ。
インテル対アタランタ:ハイライト動画
● バレッラ「テュラムは自分でも分かっていなさそう」「簡単そうに見えるけど…」
●テュラム「バレッラはいつも豪快。練習でもそう」
●ディマルコ「前半は驚異的なペース」「ロッカールームは楽しくやっている」
●インザーギ「勝っているときこそ仕事に集中」。「バストとチャルハノールは筋肉疲労」