夕方までの主な動きを整理
イタリアの移籍市場が8月30日に閉鎖する。最終日の主な話題を紹介する。
インテル
トマス・パラシオス獲得が決定
ミラン
エイブラハム、9番を諦める
ラツィオ対ミラン戦に向けて、タミー・エイブラハムの登録が間に合う見込み。間もなくミランへの移籍が公式に発表される予定。MilanNews.itによると、エイブラハムが選んだ背番号は90。2019/20シーズンから9番を背負っていたが、ミランではその番号をルカ・ヨヴィッチが着けているため断念した。
ベナセルはどうなる
アトレティコ・マドリーからのアプローチがあった後、ベナセルに対してマルセイユが関心を示している。デ・ゼルビ監督率いるマルセイユが、彼を獲得するために動き出す見込みだ。
ラビオと会談予定
ミランは、ユヴェントスでの最後のシーズン後にフリーとなったアドリアン・ラビオを獲得するための試みを行う予定。彼の代理人である母親との会談が予定されており、ベナセルの放出が実現した場合にのみ、ラビオの獲得が現実味を帯びると報じられる。
ジャンルカ・ディ・マルツィオ記者が『スカイ』で語ったところによると、「ラビオの獲得はミランから否定されているが、ベナセルが移籍した場合に限り可能性がある。また、ベナセルの移籍交渉には現時点で大きな進展は見られない。そのため、ラビオの獲得は難しくなるだろう」。
ユヴェントス
トゥーン・コープマイネルスの加入で移籍市場を終了する模様。マンチェスター・ユナイテッドのジェイドン・サンチョは断念。
ローマ
マヌ・コネが到着
マヌ・コネがイタリアに到着。まずはメディカルチェックを受け、契約にサインする予定。
フンメルスとの接触が続く
マッツ・フンメルスの獲得に向けて接触を続けており、現在は給料での交渉を行っている。
ダンソ、ローマとの交渉に失望と怒りを表明
ランスに復帰したダンソは、SNSを通じて、ローマへの移籍が失敗に終わったことについて失望と怒りを表明した。「過去数日間の出来事と、ASローマへの移籍が実現しなかったことに非常に失望しており、特に移籍が取り消された理由に驚いている。オーストリアサッカー連盟とRCランスの医療チームは、これまで私を綿密にサポートしてくれた。シーズン初めにはランスで最後の検査を受けており、問題はなかった。そのため、ローマでのメディカルチェックの結果に基づく解釈には僕も、周囲も非常に困惑している。これからランスと連盟の関係者と話し合い、今後に備えるつもりだ」と述べた。
フィオレンティーナ
ボーヴェを獲得
- エドアルド・ボーヴェの加入が決定。150万ユーロのレンタルで、60%以上の試合に出場した場合には1050万ユーロでの買い取り義務が発生する。
- ボーヴェ「ローマを去るのは残念だけど、これからの新しい冒険に期待している。自信を持っている」。
カタルディが到着
ラツィオからダニーロ・カタルディの獲得がほぼ決まった。これからメディカルチェックを受ける予定。
ゴセンスが接近
元インテル、アタランタのロビン・ゴセンス獲得へ。ウニオン・ベルリンとの間で口頭での合意が成立した。
ナポリ
- ブライトンのビリー・ギルモアが、イギリスでメディカルチェックを受けている。
ボローニャ
- ボローニャからニコロ・カザーレを獲得
モンツァ
- 元ローマのタヒロビッチを狙う
ウディネーゼ
- ネウエン・ペレスがポルトへ移籍することが公式に発表された。約1500万ユーロの買い取り義務付きのレンタル。