インテルとミランは24日、本拠地サン・シーロを取り壊し、すぐそばに新スタジアムを建設することを発表した。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。
ミランのパオロ・スカローニ会長は、「我々は新しいサン・シーロを古いもののそばに建設する」とコメント。「申請を出さなければいけない。とても複雑な手続きだ。2026年冬季オリンピックのセレモニーの場となれば素晴らしい」と早期実現を目指している。インテルのアレッサンドロ・アントネッロCEOも、ミランとともに新スタジアム建設に動くことを認めた。
一方、五輪招致に動いているミラノのジュゼッペ・サーラ市長は「我々の書類によると、サン・シーロは2026年まで続く。新スタジアムを望むのであれば、それからだ。ただ、現時点ではそこで開会式が行われる」とコメント。「新しいスタジアムをつくるとしても、それは時間を要することだ」と話し、早くても2026年冬季オリンピック以降のことだと述べている。