ナントの財政問題が影響か
インテルは、ナタン・ゼゼの獲得がまだあり得るようだ。フランス『Foot01』の報道を『FcInterNews』が伝えた。
インテルはこれまでにナントに2度のオファーをしている模様だが、いずれも断られた。ゼゼと2028年までの契約があるナントは高額な移籍金を要求しているようで、値引きは難しいと言われている。
ただ、ナントの財務状況がインテルの追い風になるかもしれない。DNCGというフランスのプロクラブの財務を監督する機関が、ナントの移籍活動に制限をかけているとのこと。そのため、ナントが新戦力獲得を望むのであれば、選手の売却などで資金を用意しなければいけないため、ゼゼの放出があり得るとみている。
加えて、ゼゼ本人はインテルへの移籍を前向きに捉えているため、ナントの状況次第では放出もあるかもしれない。
ただ、インテルの断られたオファーが1500万ユーロだったのに対し、ナントの要求は3000万ユーロだったという話を『スポルティターリア』が伝えている。プレミアリーグからウェストハムも関心を持っているため、仮にナントがゼゼ放出を決めたとしても、取引相手がインテルになるとは限らないだろう。