ザルツブルクのカリム・コナテが候補か
インテルのアタッカー補強に新たな名前が浮上した。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が7日に伝えている。
同紙によると、インテルは以前からザルツブルクのカリム・コナテに関心を持っている。アルベルト・グズムンドソンのフィオレンティーナ移籍が近づいている現状で、インテルはコナテへの興味を強めているそうだ。
コナテは2004年生まれのアタッカーで、シモーネ・インザーギ監督が求める2列目タイプのコートジボワール人。2023/24シーズンはオーストリア1部リーグ29試合出場で20得点4アシストを記録した。
獲得に必要な移籍金は2500万ユーロ程度とされている。ただし、ひざの負傷でチャンピオンズリーグ予選を欠場しているため、現在のコンディションは懸念材料だ。
アルナウトビッチとコレアは?
グズムンドソン獲得に動けなかった理由は、FWの放出が進んでいないためだとされている。いまもマルコ・アルナウトビッチとホアキン・コレアの去就は不透明だ。
ただ、2人の状況は全く異なる。現在負傷を抱えているアルナウトビッチは、まずクラブとの会談に臨むことになりそうだ。
アルナウトビッチは昨年夏、ラウタロ・マルティネスとマルクス・テュラムの控えという立ち位置でインテルにやってきた。しかし、現在はメフディ・タレミに次ぐ4番手とみられている。この役割にアルナウトビッチが満足するかが1つのポイントで、これを受け入れるのであれば残留、受け入れられないなら移籍という流れになる。現時点でアルナウトビッチに対して良いオファーはないため、すぐに決まる話はないだろう。
コレアについては、すでにいくつかのオファーがあったようだが、本人がヨーロッパ5大リーグにとどまりたいと考えているため断ったとされている。コレアは構想外で契約は残り1年で、状況次第でインテルは契約解除という道を選ぶことになりそうだ。