どちらかがジェノバ、どちらかがフランス? インテルの思惑は?
インテルとサンプドリアが、GK移籍について話し合っている。『FcInterNews』が5日に伝えた。
近年移籍市場で良好な関係を築いている両クラブは、ヨヌーツ・ラドゥとフィリップ・スタンコビッチについて交渉をしているという。1人がサンプドリアへ、もう1人はフランスへ、という状況のようだ。
GK補強を求めるサンプドリアは、昨季もレンタルしたスタンコビッチの獲得を本命としている模様。ラドゥの給料が高いことからも、若手のスタンコビッチを希望しているようだ。
一方のインテルは、ラドゥを提案している。こちらは昇格時のボーナスや放出時の移籍金の一部という条件を織り込むことで移籍金は最低限とする準備があるという。同時に、ジョヴァンニ・レオーニの獲得につなげたいという意思もあるようだ。
ラドゥの代理人であるオスカル・ダミアーニは、フランスで移籍先を探している。ただ、関心があるとされるナントやル・アーブルからはまだ具体的な話がないとのこと。一方でナントは先週、スタンコビッチへの関心を強めている。
同メディアによると、今後2、3日でどちらかの去就が決まる見込みとなっており、2人の新天地が分かるようだ。