カルボーニが抜けたところにグズムンドソンはやってくるのか
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は25日、インテルがバレンティン・カルボーニの放出に向かっていると伝えた。それに伴って加入する新戦力にも言及している。
インテルは当初、放出する場合は完全移籍のみと考えていたものとみられるが、現在は状況が違うようだ。仮にレンタルでの移籍となった場合は、市場に投じられるお金もないため、「必然的に低コストの補強になる」とした。
その低コスト補強候補の筆頭が、アトレティコ・マドリーを退団してフリーのメンフィス・デパイだという。デパイの代理人はこれまでにインテルなどイタリアのクラブにも話を持ちかけていたことが以前報じられていた。ただ、年俸が500万ユーロ近くかかることもあってか、新天地が決まる気配はなく、まだフリーな状態が続いている。
サッスオーロのドメニコ・ベラルディもインテルが選択肢に入れている一人だが、こちらは昨季負ったアキレス腱の負傷からまだ復帰していないため、リスクが高いかもしれない。
そこで同紙は、やはりインテルの本命がジェノアのアルベルト・グズムンドソンだとしている。ただ、インテルが動けずにいる間にイタリア国外からも関心は強まっており、ボーンマスやシュトゥットガルトといったクラブが獲得に乗り出しているとも言われている。
カルボーニをレンタルで出すのであれば、インテルはグズムンドソンを完全移籍で獲得することはできないだろう。良い解決策は見つかるだろうか。