ユヴェントスはローマのMFニコロ・ザニオーロを狙っているが、実現は簡単ではない。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、10日後に真実が分かるとみている。
将来を嘱望されるザニオーロは、今夏の移籍市場でユヴェントスのターゲットとなっている。しかし、ローマに同選手を手放す意図はない。
ただ、ローマはこれからの10~12日で4000万~5000万ユーロの利益を出さなければいけない。そのため、ザニオーロの将来ももうすぐ分かるとしている。
カギを握るのは、ローマが放出リストに載せている選手たち。FWエディン・ジェコはインテルが獲得に動いているところで、なるべく高く売りたい。そのほかではDFコスタス・マノラスに3600万ユーロの契約解除条項がある。また、FWジェンギズ・ウンデルやMFロレンツォ・ペッレグリーニもリストに載っている。
つまり、現時点でローマはザニオーロを手放さないつもりでいるが、今月中に資金確保のメドがたたない場合は、流れが変わるかもしれない。いまユヴェントスができる唯一のことは、そのときを待つこと以外にないようだ。